2019年5月17日、東京国際フォーラム(東京:有楽町)で「富士通フォーラム2019」が開催されました。約2万4千人が訪れた今年のテーマは「Human Centric Innovation Driving a Trusted Future」。「スポーツICT」の展示コーナーでは、日本陸上連盟様のRunLinkプロジェクトへのICTパートナーとしての取り組みや、本プロジェクト賛助企業の募集、またエンターテインメント性を高めた新たなスポーツ観戦スタイルを提案するLive Viewingなどをご紹介。「エンターテインメント・選手強化」と「スポーツエコシステム」これらを支えるICTソリューション及び取り組み事例をご覧いただきました。
3Dセンシング/AIによる自動採点システム
国際体操連盟(FIG)様と共同開発を進めている体操の採点支援システム。2018年11月に、国際大会での採用が決定しました。3Dセンシング技術や人工知能(AI)を活用して、体操競技の採点を支援するシステムと、3Dセンサー実機を展示。3Dセンシング/AI技術によりエンターテインメント性を高めたり、ICTで支援する選手強化についてご紹介しました。またこれらの技術の活用の拡がりとして、他競技への展開やリハビリテーション、熟練工への活用についても多くのお客様が興味を持ってお話を聞かれていました。
地域一体型協業サービス - スポーツ向けDMP
競技団体・クラブチーム・イベント主催者向けの地域一体型の協業型事業支援サービスについてご紹介しました。様々なステークホルダーをスポーツの軸でつなぐことで、競技者やファンエクスペリエンスの向上、協賛企業へのマーケティング支援などを可能するこのサービスは、スポーツエコシステムの構築を実現します。地域一体型ということで、自治体の方々をはじめ多方面のお客様から反響をいただきました。
富士通は、ICTによるスポーツ産業の発展ををこれからも継続して支援していきます。スポーツをする人、見る人、支える人と共に新たなイノベーションを生み出し、スポーツの力で誰もが幸せに暮らせる豊かな社会に貢献していくことを目指します。