「スポーツ×ICT 富士通のICTで拓く新しいスポーツの未来」 富士通フォーラム2018東京 出展レポート

2018年6月13日

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2018年5月17日、18日、東京国際フォーラム(東京:有楽町)で「富士通フォーラム2018」が開催されました。過去最高の約3万人が訪れた今年のテーマは「Human Centric Innovation:Co-creation for Success」。スポーツ×ICTの展示コーナーでは、スポーツに新たな価値を提供する「スポーツデジタルソリューション」をご紹介しました。


富士通フォーラム2018東京 「スポーツ×ICT」展示

臨場感溢れる新たな観戦体験のご提案

今年1月、男子プロバスケットボールB.LEAGUEのオールスターゲームが熊本で開催されました。その際に、試合会場の熊本と東京・恵比寿を繋ぐ次世代型ライブビューイング「B.LIVE in TOKYO」を開催。富士通の最先端テクノロジーを駆使し映像・音響・光・振動による演出を行い、1300キロ離れた熊本会場との“一体感・臨場感・高揚感”を実現。大きな反響を呼びました。

今回はこの「B.LIVE in TOKYO」の様子を富士通フォーラムの会場で再現。まず、体験者がヘッドマウントディスプレイとヘッドホンを装着すると360度あらゆる方向のライブ会場の映像と音響に包まれます。更に、足下の振動台がゲーム中のドリブルや音響に共鳴して振動。映像・音響・振動を同時に伝えることで“臨場感・没入感”を演出し、お客様に新しい観戦スタイルを体験していただきました。


ヘッドマウントディスプレイを装着して
ライブビューイング会場をVR体験


説明員がドリブルを実演しリアルタイムに振動を再現

3Dセンシングで創る新しい観戦・視聴スタイルのご提案

国際体操連盟と富士通は、体操競技において、より公平かつ正確でリアルタイムな採点支援を実現することを目指し、2020年の採点支援システム実用化に向け、共同で実証実験を進めています。このデータは、トレーニングなどの「する」、テレビや会場での「観る」への活用も期待されています。

スポーツ観戦をさらに楽しむために富士通が提案するのが、スマートフォンを使った「新しい形でのスポーツ観戦」です。例えば体操競技の観戦ビギナーは、技の難易度を理解するのが難しい場合があります。3Dセンシング技術で取得したデータを使用することにより、360度自分の好きな視点で演技の確認ができるアプリをご紹介しました。さらに腕の角度や技の静止時間の表示など、音声と動画で技の解説を見ることができます。競技会場での観戦で得られる生の情報に加え、スマートフォンで詳細な情報を入手することで、より充実したスポーツ観戦の楽しみ方をご紹介しました。


選手の演技を好きな視点で確認


来場者がリアルタイムに点群表示されているモニター

富士通の3Dセンシング技術は、マーカーレスでリアルタイムに人の動きをセンシングして3D空間上の位置をデータ化します。来場者の動きに合わせてリアルタイムに点群表示されているモニターの様子に、多くの人が足を止めて見入っていました。

富士通は、スポーツ×ICTの取り組みをこれからも継続していきます。スポーツをする人、見る人、支える人と共に新たなイノベーションを生み出し、スポーツの力で誰もが幸せに暮らせる豊かな社会に貢献していくことを目指します。

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