ACCESSIBILITY IN OUR HEART

心のバリアフリー

感覚過敏の子供たちが「川崎フロンターレ対大分トリニータ戦」を観戦!

7月27日、28日の二日間、川崎市と大分市在住の「感覚過敏がありスポーツ観戦に困難を抱える発達障がいの子供たちとその家族」を対象としたサッカー観戦交流イベントを開催しました。

このイベントは政府が進める「ユニバーサルデザイン2020行動計画」で掲げられた「心のバリアフリー」を推進するためのアクションで、同テーマのシンポジウムなどで交流を深めた富士通をはじめとする3社が川崎市、プロサッカーリーグ、富士通協賛サッカーチームと連携し企画したものです。
本イベントは富士通協賛サッカーチームのサッカー観戦と、同チームのコーチによる「サッカー教室」の二本柱で構成し、スポーツの楽しさを体感する「ユニバーサルツーリズム」の位置付けで実施しました。富士通は発達障がいの子供たちの気持ちを表す「きもち日記*1」の提供、発達障がいに対する理解を深めるVR映像コンテンツの制作・提供「心のバリアフリー」研修の支援などを担いました。
感覚過敏の症状を抱える子供たちが人混みや大音量の歓声に悩まされないよう、安心して観戦できるセンサリールーム*2を観客席の一室に設ける国内発の取り組みを実施、快適な環境でサッカー観戦を楽しんでいただきました。

*1:発達障がいや知的障がいなどがある子供たちが、気持ちや経験を「5W1H」の日記形式で容易に表出、文章表現することを支援する富士通のソフトウェア
*2:部屋の一角に有限会社コス・インターナショナルの協力を得て、スヌーズレン機器(障がいのある方が受容しやすい視覚、聴覚、触覚、嗅覚などの感覚刺激を与える機器)を設置。

また、富士通協賛サッカーチームと対戦チーム双方のサポーターの協力により発達障がいのある子供たちの観戦を歓迎する横断幕を用いたエール交換が行われたり、競技運営者によって子供たちにもわかるよう選手紹介のひらがな表記が分かるよう、思いやりに溢れた雰囲気に包まれた試合会場でした。富士通からは10台のタブレットを準備し「きもち日記」を体験してもらいました。
さらに富士通は発達障がいのある子供の世界を疑似体験し、どのように接するのが良いか(合理的配慮)を学べるVR映像コンテンツを制作しました。この大会が初のお披露目で、競技場内の観客席の一部、競技場外での出展ブースなどで、多くの方々に体験いただき、共感を得ることができました。

■7月29日(日)サッカー教室の様子
川崎市麻生区にあるグラウンドにてサッカー教室を開催しました。富士通協賛サッカーチームのスクールコーチの指導のもと、子供たちはサッカーを存分に楽しみました。終盤には前日の試合出場選手もグラウンドに駆けつけ、試合形式の交流が実現しツーリズムの締めくくりに花を添えてくれました。
なお、サッカー教室開始前、コーチには発達障がいのある子供の世界を疑似体験するVR映像コンテンツを体験してもらい、コーチングに役立ててもらうよう努めました。

今後も富士通は、様々なスポーツ競技への展開、他の自治体、地域へと広く普及するよう努めていきたいと思います。

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